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2009.11.15

工芸学校だより

昭和30年代、たいての小学校は小さな木造の校舎でした。
運動会はほんとうに小さな丸い形の校庭に、家族や親戚が陣取り、
「がんばれー それー! あーあ! わっはっは」と賑やかでした。
近所のおばさんだって覗きに来ては知ってる子に声援をおくります。

それからお昼は母が作ってくれた海苔巻き、紅しょうがの入ったおいなりさん、
甘納豆の入ったお赤飯、根曲がり竹のたけのこと白滝、凍み豆腐、蕨などの山菜の炒め煮、それからリクエストした甘い卵焼き。
今ではいつでも食べることができるけど、あの時は「晴れの日」のメニューでした。
秋には学芸会や上映会、講堂に張られた黒い暗幕、薄暗い中で見る映画がどんな映画だったか
思い出せませんが、講堂の扉を少し開けて廊下にでる、その廊下がとても眩しかったのを覚えています。

津軽裂織発祥の地である津軽半島の何処かに工房を作りたいと思っていた私は、3年程前、この旧広瀬小学校と出会いました。
真っ直ぐに伸びた廊下に教室の南側の窓からはお日様の匂いがするようなやさしい光があふれています。
窓から見える小さな校庭には小さな鉄棒と赤やピンクの小さな花がたくさん咲いていてとても可愛らしかったです。
ここで好きな裂織をのんびりと織れたら幸せだろうな、ここが工房だったら楽しいなと思い、使わせて頂くことにしました。
今では裂織教室を開きながら、もの作りを楽しんでいます。
いつかこの学校を使ってイベントをしたいとも、ちょうどその頃から思うようになりました。

今年1月、青森・中三デパートで開催した「手仕事フェスタあおもり」で蒔田さんと出会い、意気投合。
息子と同じ歳の蒔田さんとtanpocoの央(なかば)ちゃんとおとうさん(私の夫、村上始)の4人で早速小学校へ行きました。
辺りは雪で一面真っ白に覆われ、青空がとてもきれいな日でした。
私はずっと温めていた企画が出来るかもしれないと思うと嬉しくて、浮かれていたような気がします。
そんな楽しいはじまりからあっという間に8月が来て、とっても楽しい3日間を過ごすことができました。
夏の工芸学校から3ヶ月の時間が経った今でもまるで昨日のことのように学校のことを話しています。
参加してくださった皆さんや、お越しくださいましたみなさんからも、また来年楽しみにしています!の声に企画側も嬉しく思っています。
そして、来年も、夏の工芸学校を開催することにしました。
詳細が決まりましたら、順次お知らせしていきます。

また、11月17日から銀座・静鹿ギャラリーにて個展「布からの便り展ー初雪の頃ー」
12月11・12日 Vege cafeちゃままさんにて、haricoとのグループ展、
来年1月21日から25日まで青森・中三でパートにて催事「手仕事フェスタ」を開催いたします。
お立ち寄り頂ければ幸いです。

村上あさ子

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「ステッチidees 10号」(日本ヴォーグ社)
「雑貨カタログ 冬号」(主婦の友社)
夏の工芸学校の様子を掲載して頂いておりますので、ぜひご覧ください。
玉置さん、ステッチidees編集部のみなさん、
期間中取材にお越しくださいました千葉さん、多田さん、雑貨カタログ編集部のみなさん、
本当にありがとうございました。


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